LTE-Advancedとは?NTTドコモが3月から始める次世代通信LTE-Advancedって何?

大手携帯キャリアと言えば、NTTドコモとauとソフトバンク。

通信方式がauだけ違ったり(通話とデータ通信が同時に出来ない)

通信エリア・料金プランが違ったり。

3社様々のサービスを提供しておりますが、NTTドコモが今年3月より

「LTE-Advanced」という次世代通信規格を導入します。

このLTE-Advanced、今までのLTEは「下り最大150Mbps」という速度だったのですが、

それを「下り最大225Mbps」へと大きく進化させるものなのです。

今のLTEでさえ速いのに、更に通信速度で一歩先をいかんとするNTTドコモ。

今回は「LTE-Advanced」の技術の簡単な説明と

iPhoneの速度は高速化されるのかについてお教えしましょう。

LTE-Advanced

まず、「LTE」にはその速度の速さに応じて、「UE カテゴリー」が設定されています。

カテゴリの数が大きいほど速度は速く、現在日本で広く行われている

LTEサービスは、「UE カテゴリー4」となっております。

しかし、今年3月からNTTドコモが始める「LTE-Advanced」は、

「UE カテゴリー6」にあたる超高速サービス。

それが故に、様々な技術を用いなければ、達成できないものとなっています。

とは言え、基本的な高速化の考え方自体は、非常に単純です。

それは、現在KDDIがNTTに先駆けて使っている技術、「キャリアアグリゲーション」。

キャリアアグリゲーション(以下、CA)は、横文字だと難しい物事にように思えますが

、一言で言ってしまえば「異なる周波数帯での通信を一纏めにする」というだけ。

「50Mbpsが出せる周波数帯」と「100Mbpsが出せる周波数帯」の通信を一纏めにすると、

「実質150Mbps」で通信することができるわけです。

実際には、天気や場所など様々な要因が入ってきますが、

基本的には通信速度の足し算と考えるといいでしょう。

CAは言葉で説明してしまうと簡単ですが、

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実際に行うには「基地局側が」かなり頑張らなければなりません。

複数の周波数帯でデータ通信をするにあたってどうするか、という端末側の問題もあります。

しかし、それ以上に、基地局が膨大な通信量を捌けなければ成り立たないのです。

そこで、今回NTTドコモが導入したのが、「マクロセル」と「スモールセル」の概念です。

これまであった基地局は「マクロ(巨大)セル」として扱い、

それとは別に小規模な基地局「スモールセル」を設置。

全部の通信を管理していたマクロセルから、スモールセルへ処理の分担を

行っていくというのがLTE-Advancedのキモ。

それにより、一度に通信が行える「通信容量」を格段にアップすることができるのです。

これで、基地局がより膨大な通信量を捌けるようになりました。

なんて言うと簡単な技術に思えますが、実際には「使用者が移動して、

スモールセルの通信範囲から外れてしまったらどうする?」など、多々課題があります。

「マクロセルではずっと通信させ、通信を途切れさせない」

「スモールセルとスモールセルでの間の繋がりを効率化する」など、

様々な小さな技術・アイディアの組み合わせ。

そのおかげで、今回導入するLTE-Advancedが成り立つ、というわけなのです。

恐ろしく長い話になりましたが、本題にうつりましょう。

「iPhoneでLTE-Advancedの恩恵は受けられるのか」については、「現状はNo」です。

と言いますのも、

LTE通信ではUEカテゴリーに応じて端末側も対応しないと、通信の高速化は図れません。

今回NTTドコモが導入するLTE-AdvancedのUEカテゴリーは「6」ですが、

iPhone6/6 Plusでも対応UEカテゴリーは「4」。

要するに、iPhone側がまだLTE-Advancedに追いつけてない状況なんですね。

しかし、今後出てくる(はず)の「iPhone7」などでは、どうなるかは定かではありません。

Apple社自体がアメリカの企業なので、アメリカのLTE通信事情に左右されると思います。

ですが、新型iPhoneで対応UEカテゴリーが上がることも、十分考えられるのです。

というわけで、現状はまだiPhoneでは使えないLTE-Advanced。

今後のiPhoneの動向も含めて、要注目していきたいところです。

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