iPhoneアプリがAndroidで動く!?夢のプロジェクト「Cycada」

有名アプリの中には、iPhone用にもAndroid用にも、

アプリが用意されているものがザラにあります。

しかし、実際の開発においては、iPhoneアプリとAndroidアプリでは全くの別物。

初めて移植を行う開発者は、

大体一度は悲鳴なり怒号をあげる、という感じになったりします。

そんな中、2014年8月に大々的に報じられたのが、

iPhoneのアプリをAndroidに入れて動かすプロジェクト「Cycada」です。

こちらは、ハッカー集団が遊び半分でやったというわけではなく、

コロンビア大学の研究者が真面目に行ったプロジェクト。

実際の動画がこちらです。

起動に少し時間がかかっていたり、

スクロールがぎこちなかったりするものの、

しっかりとiPhoneアプリがAndroid内で動いているのが分かります。

スクロールがぎこちない割りに、

3Dのベンチマークテストがごく普通に動いているのが驚きです。

なぜ、このようなことが出来るかというと、

iOS ・Androidともに奥底の「カーネル」に共通点があるのです。

iOSのカーネルはUNIXベース、

そしてAndroidのカーネルはUNIXから派生したLinuxベース!

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iOSアプリの動作に必要な部分(APIなど)をどうにか賄えば、

根っこの部分は似ているので、動かすことも不可能ではないということです。

これを使えば、スマートフォン二大市場と言える、

iPhoneアプリとAndroidアプリの開発が楽になる……!

となれば良かったのですが、残念ながらこのプロジェクトは、

普通にライセンス違反だったのでした。

その関係で、この「Cycada」は一般に配布されることはありません。

何しろ、iOSアプリの動作に必要な部分を、

「iOSのフレームワークやライブラリを再利用」することで賄っているのですから。

しかし、iPhoneやAndroidのアプリ開発者に、夢を与えたことも事実。

実際、Linuxでは「Wine」というソフトがあり、

これを通してLinux内でWindowsのアプリが使えるようになっているのです。

Wineプロジェクトのような厳しすぎる困難を避けるために、

研究ではiOSから流用しております。

ですが、本格的に代替的なフレームワークやライブラリが

作ることができれば、本当に夢が実現してしまうかも知れません。

いつかは、ライセンス問題を解決した状態で、

相互のアプリが使えるようになる時代も来ればいいな、と個人的には考えています。

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